拡散接合技術
異種金属から精密部品まで。溶融を伴わない次世代接合技術
「航空宇宙・自動車・半導体・医療・エネルギー業界での採用実績あり」
「量産対応可能」「ワンストップ加工でスピーディー」
拡散接合とは?
『拡散接合』とは、母材を密着させ、母材の融点以下の温度で塑性変形をできる限り
生じない程度に加圧し、接合面間に生じる原子の拡散を利用する接合法です。
積層することにより複雑な3D形状の創生が可能となり、また異種材を接合することで
新しい特性(電導性、熱伝導性、磁性、比重など)を持つ複合材や新素材の開発を実現します。
拡散接合の特長・メリット
- 異種材(金属)の接合が可能
→ 従来の工法では困難だった組み合わせにも対応 - 高気密・高強度の接合
→ 原子レベルで結合し、リークが極めて少なく長期信頼性を確保 - 加工精度を損なわない
→ 溶融を伴わないため歪や変形が極小、寸法精度が極めて良好 - 複雑形状や多層材、中空部品にも対応
→ 積層接合により流路部品や微細構造の一体化が可能 - 広い面積の接合が可能
→ 均一な加圧・加熱で大型熱交換器やプレート積層体にも適用可能 - 溶融・ろう材不要でクリーン
→ 接合部に異物やろう材を残さず、半導体・医療分野にも適合

拡散接合イメージ

拡散接合例:異材
タイムはワンストップ加工だから早い

材料調達から機械加工・接合・仕上げまでを一貫して社内でワンストップ対応。
外部への搬送や工程ごとの委託が不要なため、納期短縮・コスト削減・高品質を同時に実現します。
- 加工から仕上げまで一貫対応
- 無駄な輸送コストをゼロに
- 高精度・高信頼性の製品をスピーディーに提供
拡散接合は、
「歪みの少ない高精度接合」 × 「異材対応」 × 「高気密・高強度」
を同時に実現する、クリーンで信頼性の高い次世代接合法です。